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どんぶりまつり、ありがとうございました。


 遅くなりましたが、駄知どんぶりまつりにお越し下さいました皆様、誠にありがとうございました。感染者数が減少傾向にあり、無事に開催することができました。昨年同様に10月の第4週の開催ということもあり、少々肌寒い陽気でしたね。特に一日目は強風が吹いておりました。そのためか、テントで休憩されるお客様が少なかったようです。そういう意味では、例年通り多少残暑が感じられる時期の、第1週の開催がいいのかもしれませんね。もちろん、感染症を心配されて自粛された方が多かったことも理由にあると思います。早く世の中が、コロナがなかった頃のような日常に戻って欲しいものですね。

この垂れ幕を下げたのも実に1年振りでした。

 毎年のようにどんぶりまつりにお越し下さるお客様、いつも有難うございます。もうたくさん器はお持ちでしょうに。感謝しかありません。道の駅や多治見のショップで藤山の器を見て初めて訪れて下さいましたお客様、そして初めて藤山の器を見に来て下さいましたお客様も有難うございました。全国のお客様に藤山の器を使って頂きたいですが、まずは地元のお客様に評価して頂いてこそと思っております。

 また来年暖かくなった頃に、元気にお会い出来たら嬉しく思います。これから寒くなります。感染症もまだ予断を許さない状況が続きますので、くれぐれもご自愛ください。来年も何卒よろしくお願い致します。



 花瓶に花を生けると「これは売り物ですか?」と、しばしば嬉しいお問い合わせを頂きます。なかなか生け花までは手が回りませんが、やはり売り手がお手本を示さないとなあと思いました。

 「花瓶は、花を引き立てる色の白か黒がいいかもしれませんね」と、お客様と話しておりました。でも、この織部も悪くないですよね?花の種類によるのでしょう。藤山窯のお祭りに、いつも花を添えて下さる和田さん。有難うございます。たくさんの方々に支えられて、このお祭りは成立しております。



 斉数真氏の作品も着々と増えておりました(どんぶり、ぐい吞みなど)。相変わらず、薄くて軽い茶碗です。前回のお祭り同様、鉄塔小皿に関心を示された男性客からは「かっこいい!」、女性客からは「可愛いいっ!」という反応が多くありました。ご主人が電力会社に勤務しているのでしょう。あるご夫婦からは「ねえ、あなた。鉄塔があるわよ」、「そんなの飯の時にまで見たくないわ!」という会話も聞こえてきました。様々な評価があって面白いですね。斉数氏に「鉄塔の焼き物って、他に誰か作っている人いる?」と聞くと、「・・まあ、おそらく僕が初めてでしょうねぇ」と謙虚に答えます。

斉数真氏の鉄塔小皿。人気の商品です。

 毎度申し訳ないけど、来年のお祭りの応援も頼りにしてます。お疲れ様、ありがとうございました。